



パソコン操作で欠かせない「コピー&ペースト」。
実はWindowsには、このコピーした内容を、一覧から選んで貼り付けられる便利な機能があります。
この履歴の一覧を「クリップボード」といいます。
この記事では、まずその使い方から簡単に紹介し、
後半ではそもそも「クリップボードとは何か?」も含めて初心者向けにわかりやすく解説します。
クリップボードの基本操作
1-1. クリップボード履歴を有効にする
設定 → システム → クリップボード
「クリップボードの履歴」をオンにする
これで準備完了です。
1-2. 履歴を表示する方法
Winキー + V を押すだけ
→ これまでコピーした内容の一覧が表示され、クリックで貼り付け可能
1-3. よく使う内容はピン留めしておく
履歴の中のデータを右上のピンマークで固定
パソコンを再起動しても残しておける
【ポイント】
→ これだけ覚えれば、すぐに便利に使い始めることができます。
クリップボードとは?
ここで少し基本に戻りましょう。
クリップボードとは、コピー(Ctrl + C)や切り取り(Ctrl + X)をしたデータを一時的に保存しておく場所のことです。
いつもどこで使われている?
コピーした文章や画像を貼り付け(Ctrl + V)
ドキュメント間でのデータ移動
Webページから情報をコピーする
【ポイント】
→ 普段意識していなくても、パソコン操作では常に使われている重要な機能です。
クリップボード履歴の活用例
複数のテキストをまとめてコピー&貼り付け
→ いちいちコピーし直さなくてもOK
定型文を保存して使い回す
→ メールや資料作成時に便利
画像やスクリーンショットも一緒に管理
→ 貼り付けだけで作業がスムーズに
注意点と知っておきたいこと
再起動すると履歴は消える(ピン留めすれば残せる)
個人情報などのコピーは慎重に(不要な履歴は削除可能)
まとめ
クリップボード履歴は、今までのコピー&ペーストを一段と便利にしてくれる機能です。
最初は
「Win + V」で履歴を呼び出す
ピン留めでよく使う内容を保存する
この2つを覚えるだけでも、日常のパソコン操作がグッと楽になります。
仮想デスクトップやスナップ機能と組み合わせて、さらに快適な作業環境を整えていきましょう。