ファイル整理・命名の基本|迷子にならないデータ管理の考え方

日時をいれるのが、コツだよ
何年後かに、あけよう

パソコンを使っていると、ファイルやフォルダが増えすぎて、どこに何を保存したか分からなくなることがあります。

現実の収納では、物の大きさや置いた位置でなんとなく場所を思い出せます。
しかしパソコン内では、

データの容量に関係なく、すべて見た目の大きさが同じ
データが増えると、収納の箱そのものが大きくなり、場所の見当がつかない

その結果、「どこに入れたか分からない」「名前で探せない」という状況が起きやすくなるのです。

だからこそ、ファイル名や保存場所のルールを少し意識するだけで、迷子のデータを減らすことができます。
この記事では、ファイル整理と命名の基本的な考え方をわかりやすく紹介します。
絶対的なルールがあるわけではないので、これを参考に工夫できる内容になっています。

目次

なぜ整理が必要なの?

  • 保存できても、探せなければ意味がない
  • ファイルが増えるほど、後で見つからなくなるリスクが高くなる
  • 一覧で見やすくなると、作業のストレスも減る

ファイル名の付け方のコツ

✅ 基本のポイント

  • 何のデータか、ひと目で分かる名前に
  • 日付や番号を入れると、並び替えやすくなる
  • フォルダ名と似たルールにすると管理しやすい

✅ よくあるルール例

  • 2024-05-19_家計簿.xlsx
  • 写真_旅行_2023秋.jpg
  • プロジェクトメモ_01.txt

❗やってしまいがちな命名

  • 「新しいテキスト.txt」「無題.docx」
  • 「画像」「テスト」など、内容が分からない名前

フォルダの分け方の基本

✅ 分け方の軸を決める

  • ジャンル別(仕事/プライベート、写真/文書 など)
  • 時系列(年別・月別)
  • 用途別(提出用/下書き/参考 など)

✅ フォルダ構造のコツ

  • フォルダの“入れ子”はなるべく浅く(2〜3階層が目安)
  • フォルダにも日付や番号をつけておくと整理しやすい

よくある失敗と対策

よくあること対策
デスクトップに全部置いてしまう一時保管用のフォルダを用意して、あとで整理
同じようなファイル名で中身が違うバージョン管理に番号や日付をつける
保存したのに場所が分からない“ドキュメント”や”ピクチャ”の中を活用しよう

まとめ|少しの工夫で、大きな違い

  • ファイルの整理や命名に「正解」はないが、ルールを決めておくことが大切
  • 小さな手間を惜しまないことで、後の自分がラクになる
  • パソコンは、整えてこそ“道具として活きる”

気持ちよく使い続けるために、自分なりの整理ルールを少しずつ作ってみましょう。

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