



PCでインターネットを見るときに使う「ブラウザ」。
その中でも、Google Chromeは多くの人に選ばれている定番のブラウザです。
動作の軽さ、使いやすさ、そして拡張機能の豊富さが魅力で、初心者にもぴったりです。
この記事では、Chromeのインストール方法から、基本操作・便利な使い方までやさしく解説していきます。
1. Google Chromeのインストール方法
ではさっそく、Google Chromeをパソコンにインストールしてみましょう。
以下の手順どおりに進めれば、数分で使い始められます。
✅ 手順①:Chromeの公式サイトにアクセスする
現在使っているブラウザ(Edgeなど)で下のURLを開きます。
もしくは、検索窓で「Google Chrome」と検索して、ダウンロードページを開きます。
👉 https://www.google.com/chrome/
✅ 手順②:「Chromeをダウンロード」をクリック
ページ中央にある「Chromeをダウンロード」ボタンをクリックします。


利用規約に同意して、インストーラー(ChromeSetup.exe
)がダウンロードされます
✅ 手順③:インストーラーを実行する
「ダウンロード」フォルダに保存された ChromeSetup.exe
をダブルクリック


「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と表示されたら「はい」を選択
✅ 手順④:自動でインストールが始まる
数十秒〜数分ほどで自動的にインストールが完了します
インストールが終わると、Chromeのウィンドウが開きます
✅ 手順⑤:Chromeを既定のブラウザに設定(必要に応じて)
初回起動時に「既定のブラウザに設定しますか?」と聞かれた場合
→ よく使うなら「はい」を選ぶと便利です
→ とりあえず使ってみたいだけなら「あとで」を選んでもOK
💡 後で手動で設定することもできます。
「設定」→「アプリ」→「規定のアプリ」→「Google Chrome」で設定を開き、「既定値に設定」をクリックします。


「既定のブラウザ」とは?:
Webページを開くときに自動で使われるブラウザのことです。
たとえば、メールやメッセージにあるURLをクリックしたときに、どのブラウザが開くかは「既定のブラウザ」で決まります。
Chromeをよく使うなら、既定のブラウザに設定しておくと、いつでもChromeで開けて便利です。
ここまでで準備完了!
Chromeはこれだけで使い始められます。
このあと、Googleアカウントでログインすれば、ブックマークや履歴の同期など、さらに便利に使えます。
2. Google Chromeのアカウント作成
Google Chromeは、ただの「ブラウザ」として以上に、Googleアカウントと連携してこそ真価を発揮するツールです。
ログインすることで、以下のような機能が使えるようになります。
✅️ ブックマークや履歴、パスワードの同期
✅️ 他のPCやスマホとのデータ共有
✅️ 拡張機能や設定の自動引き継ぎ
✅️ Gmailや、他のGoogleサービスとの連携
逆に言えば、Chromeを使う最大の意義は、こうしたGoogleサービスとの連携のしやすさにあります。
まだGoogleアカウントを持っていない方は、以下の記事で作成方法をご確認ください。
Google Chromeのアカウント作成手順
✅️ 確認:
Gmail や YouTube のログインで使っているアカウントがあれば、そのままChromeでも使えます。
新しく作る必要はありません。
使用中のアカウントでログインしましょう。
✅ 手順①:Google Chromeを開く
ログインを選択します。


→アカウントがすでにある場合は、ログイン情報を入力してそのままログイン。
→新規作成の場合は「アカウント作成」を選択。


→通常の使用であれば、「個人で使用」を選びます。


【補足】Googleアカウント作成時の「使用目的」の違いとは?
選択項目 | 主な用途 | 内容・特徴 |
---|---|---|
個人で使用 | 自分用(基本はこれ) | 一般的な使い方。メール、YouTube、ドライブなど個人向け機能をフルに使える |
子供用 | 13歳未満の子ども用 | 保護者のアカウントと「ファミリーリンク」で連携。利用制限や管理ができる |
仕事/ビジネス用 | 会社・団体用 | Google Workspace(有料)の導入を想定した設定。組織管理・共有が前提 |
✅ 手順②:必要な情報を入力する
以下の情報を順番に入力します:
姓・名
→実際表示される名前にもなります。
使用目的に応じて、ニックネームなどでもOKです。


生年月日と性別を入力します
→ 本人確認やサービスのカスタマイズに使われます。


希望するメールアドレスを選びます
→自動生成か、手動で入力することもできます。


パスワードの設定
→確認用に、同じパスワードを2回入力します。


SMSによる本人確認
→携帯番号を入力します。
ショートメッセージを使って、本人認証を行います。


→届いた確認コードを入力します。


再設定用のメールアドレスを追加
→アカウントに問題が起きたときの、連絡用アドレスを設定します。


アカウント情報の確認
→作成したアカウントが表示されます。OKなら次へ。


✅ 手順③:利用規約に同意する
プライバシーポリシーと利用規約を確認し、「同意する」をクリックすれば完了です。





3. Google Chromeの基本的な使い方
Webブラウザの基本操作の基本操作を確認しましょう。
3-1. Webページを開く
1.Webブラウザを起動する。
2.アドレスバーにURLを入力する。
3.Enterキーを押すと、指定したWebサイトが開きます。


3-2. 検索エンジンを利用する
GoogleやYahoo!などの検索エンジンを使って情報を探すことができます。
キーワードを入力してEnterを押しましょう。
アドレスバーでも、検索バーでも、どちらに入力してもOKです。









3-3. タブを使う
紙のファイリングの「タブ」と似ています。
直感的なデザインなので、アナログ感覚で使えます。
新たなタブを開くことで、今見ているページを閉じずに、別のページを見ることができます。
PCの性能、もしくは視認性の許す限り、タブは複数開くことができます。


3-4. ブックマーク機能
よく訪れるサイトを保存しておくと、次回簡単にアクセスできます。
ブックマークの追加方法:
ブックマークに追加したいページを開きます。
Webページを開いた状態で、ブラウザの「☆(ブックマーク)」ボタンを押します。
保存先のフォルダを選択し、追加します。


ブックマークバーを表示したい場合:
①右上の3点マーク→②ブックマークとリスト→③ブックマークバーを表示


4. まとめ
Google Chromeは、動作の軽さ、使いやすさ、そしてGoogleサービスとの相性の良さが魅力のブラウザです。
インストールも簡単で、Googleアカウントと連携すれば、ブックマークや履歴が自動で同期されるなど、便利な機能がたくさん使えます。
Edgeでもネットは見られますが、「もっと使いやすくしたい」と感じたら、Chromeに切り替えるだけでネットの体験が大きく変わるかもしれません。
まずはインストールして、今日から使い始めてみましょう!
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基本をしっかり押さえることで、より安心・快適にWebサービスを使いこなせるようになります。
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