マウスやタッチパッドは、パソコン作業の中でも数少ない“手作業”の部分です。
実際に手を動かして、画面とやりとりをする感覚は、どんな作業でも欠かせない基本動作のひとつです。
好みに合ったフォルムのマウスを選ぶように、その動き方や反応の仕方も、設定で自分に合うよう調整することができます。
カーソルの速度、スクロールの方向、クリックの反応──。
そうした細かい部分を自分の感覚に合わせておくだけで、作業の心地よさがぐっと変わってきます。
この記事では、マウスやタッチパッドの基本的な設定変更の方法について、わかりやすく整理してご紹介します。
マウスの基本設定を変更する
設定 → Bluetoothとデバイス → マウス
変更できる代表的な項目：
主ボタン（左／右）を切り替える（左利きの人向け）
スクロール量の調整（1行ずつ／1画面ずつ）
ダブルクリックの速度を変更する（フォルダが開きにくいときなどに便利）
ポインターの動きや見た目を調整する
コントロールパネル → マウス → ポインターオプション
ポインターの速度（カーソルの移動スピード）を調整
「ポインターの精度を高める」機能のオン／オフ
ポインターのデザイン変更（設定 → アクセシビリティ → マウス ポインター）
色や大きさを変更できる
タッチパッドの設定を変更する（ノートPC）
設定 → Bluetoothとデバイス → タッチパッド
よく使う設定：
タップでクリックする／しないの切り替え
2本指・3本指ジェスチャーのカスタマイズ
タッチパッドの感度（誤作動が多いときに調整）
使いやすさを重視したカスタマイズのヒント
「反応が速すぎる」と感じたら、感度やスピードを落とすのがポイント
ノートPCで作業中にカーソルが勝手に動く場合、タッチパッドの感度を調整 or 無効にするのも有効
視認性が悪いと感じたら、ポインターのサイズや色を変えてみる
まとめ
Windowsのマウスやタッチパッドの動作は、細かく調整できる
デフォルト設定がすべての人に合っているとは限らないので、自分に合わせた調整を試してみよう
マウスやタッチパッドの使いにくさは、実はちょっとした設定でかなり改善できます。
「なんとなく使いづらい」と感じているなら、まずは設定画面を開いて調整してみましょう。
自分に合った操作感が見つかると、パソコン作業がグッと快適になりますよ！
