「無料のパスワード管理ソフトって、使ってて安全なの?」
セキュリティーに関わるものなので、不安になる方も多いはずです。
当サイトでは、初心者の方がパソコンやオンラインサービスを安全・快適に使えるよう、基本的な使い方を分かりやすく解説しています。
今回は、Googleパスワードマネージャーの安全性について解説していきます。
Googleパスワードマネージャーはどういう機能がある?
主要な専用ツール「1Password」と比較しながら、確認していきます。
「できること・できないこと」を知ったうえで、有料ソフトに切り替えるためのタイミングについても解説していきます。
パスワード管理ソフトは、安全に直結する重要なツールです。
自分の使い方に合わせて、どちらを選ぶべきか確認していきましょう。




1. Googleパスワードマネージャーとは?
Googleパスワードマネージャーは、Googleが提供しているパスワード管理ソフトです。
パスワード情報は、Googleアカウントと紐づいていて、ログインすればどの端末からもアクセスできます。
特別なアプリを入れる必要がないので、自然に使っていたということもあるでしょう。
ただし、パソコンでGoogleパスワードマネージャーを使うには、「Google Chrome」の導入が必須です。
専用アプリは提供されておらず、他のブラウザでの利用も基本的にできません。
パスワード管理ツールには利便性と安全性が求められます。
Googleパスワードマネージャーは、次のような基本的なパスワード管理機能もしっかり備えられています。
パスワードの保存・自動入力
パスワードの自動生成
データ侵害の監視・通知
アカウントによるオンライン同期
これらの基本機能を、簡単に利用できることが大きなメリットです。
2. Googleパスワードマネージャーは「最初の選択肢」としては十分アリ
Googleパスワードマネージャーは、使い方がとても簡単です。
パスワード管理の初心者が最初に使うツールとして、十分な安全性を備えています。
次のような理由からも、「最初の管理ツール」として最適な選択になります。
【理由】初心者の管理レベルが1段階上がる
ついやってしまいがちな、リスクの高い管理は、次のようなものです。
覚えやすいパスワードの使いまわし
紙の手帳やメモアプリに写して管理
人目のある場所で、パスワードを手入力する
これらのリスクを避けられるだけでも、パスワード管理の基本的な安全ラインをクリアすることができます。
Googleパスワードマネージャーは、パスワード管理の最低限の機能を備えています。
1Passwordのような専用ソフトに比べて、機能は限定的ですが、こういったツールを使うことに大きな意味があります。
【安全性を高めるには】2段階認証の設定
Googleパスワードマネージャーの安全性を高めるには、Googleアカウントの2段階認証を設定しておくことが必須です。
なぜなら、Googleパスワードマネージャーには、独自のロック機能がないためです。
Googleアカウントにログインしている端末では、パスワード情報をそのまま表示できてしまいます。
そのため、Googleアカウント自体のセキュリティを強化することが重要になります。
すべての情報が紐づいているGoogleアカウントを守ることが、実質的なセキュリティ対策になるのです。
3. Googleパスワードマネージャーと1Passwordの違いを比較
Googleパスワードマネージャーは、簡易的なツールです。
ただそれは、安全面が簡易なのではなく、機能が限定されているという意味です。
そこで、パスワード管理の専用ツール「1Password」との機能比較を見てみましょう。
迷ったときに確認したいのは、「ロック機能・アクセス制御」と「利用範囲」です。
![]() ![]() Google PM | ![]() ![]() 1Password | |
|---|---|---|
| 管理できるデータ | ログイン情報 | ログイン情報 クレジットカード情報 テキスト・ファイルなど あらゆる個人データ |
| ロック機能・アクセス制御 | ・独立したロックなし ・Googleアカウントに依存 | ・マスターパスワード/生体認証 ・一定時間で自動ロック |
| パスワード評価機能 | チェックアップ機能 | Watchtower |
| アカウント復旧 | アカウント復元ページから | エマージェンシーキット/ 復元コード設定 |
| 利用範囲 | Google Chrome | 専用アプリ 対応ブラウザの拡張機能 |
| スマホ連携・同期 | Googleアカウント連携 (iPhoneは Chrome のみ) | 専用アプリ |
| 価格 | 無料 | 約400円〜/月 |
ロック機能・アクセス制御|セキュリティーに関わること
Googleパスワードマネージャーの安全性は、Googleアカウントのセキュリティに強く依存しています。
そのため、安全に使うには、Googleアカウント自体のセキュリティ設定を強化しておく必要があります。
これは、Googleパスワードマネージャーが独自のロック機能(マスターパスワード)を持っていないためです。
一般的なパスワード管理ソフトでは、保存されたパスワードにアクセスする際、専用のマスターパスワードによるロックがかかります。
この仕組みがあることで、たとえログイン情報が盗まれた場合でも、中身のパスワードデータそのものへのアクセスを防ぐことができます。
一方、Googleパスワードマネージャーでは、Googleアカウントにログインできてしまうと、パスワード情報もそのまま表示できてしまいます。
そのため、2段階認証の設定などで、Googleアカウント自体を強固に守ることが前提となります。
利用範囲|使用環境に関わること
Googleパスワードマネージャーは、利用できる環境が限定的です。
パソコンで使う場合は、Google Chrome の機能としてのみ利用できます。
そのため、他のブラウザを使っている場合や、ブラウザ以外のアプリでパスワードを入力したい場面では、不便に感じることがあります。
一方で、利用範囲が狭い分、操作が簡単で覚えやすいという見方もできます。
複雑な機能を持たないことで、管理がシンプルになり、結果的に初心者にとっては扱いやすいツールとも言えます。



4. Googleパスワードマネージャーのデメリット
ここであらためて、Googleパスワードマネージャーを使ううえでのデメリットを、整理しておきましょう。
・独自のロック機能がない
・Googleアカウントのセキュリティに強く依存
・利用できる環境が限られている
・管理できる情報の種類が少ない
・家族やチームでの利用・高度な管理には向いてない
Googleパスワードマネージャーは、簡単に、安全な管理を始めるという目的には十分なツールです。
Googleの各種サービスは、基本的に「1ツール = 1機能」というシンプル設計です。
通常の作業ツールであれば、これが大きな強みになります。
しかし、パスワード管理ツールの場合は、簡易性よりも堅牢性を重視したい場面が多いのも事実です。
使い続けるうちに、「管理しきれない」「不安が残る」と感じることも出てくるでしょう。
そのときは、コストをかけてでも、専用の管理ツールへ移行するという選択肢を持っておくことが大切です。
5. 将来的にはどうするべき?|有料ソフトへの切り替えタイミング
「何が入っているか、すぐに把握できなくなった」
それくらいが、有料ソフトへの切り替えを検討し始める目安になります。
というのも、管理する情報が増えてくると、安全性や整理の面で限界が出てくるからです。
この段階では、より安全性・管理性に特化した専用ツールを使うことが、現実的な選択になります。
具体的には、次のような悩みが出てきます。
・パスワードの登録数が50件を超えてきた
・金融系サービス(銀行・証券・決済)が増えてきた
・クレジットカード情報や身分証も安全に管理したくなった
・情報の整理が追いつかなくなってきた
・パスワード自動入力の挙動で、安定しない場面が出てきた
・家族とパスワード情報を共有したくなった
こうした状況になってきたら、「無料で使えるかどうか」よりも、「安心して任せられるかどうか」を重視する段階です。
まずは無料で始められるGoogleパスワードマネージャーを使いながら、必要になった段階で 1Password への切り替えを考えましょう。
「そろそろ限界かも」と感じたときに、選択肢として知っておくことが大切です。
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6. まとめ|迷っているなら使ってみよう!
この記事では、Googleパスワードマネージャーの安全性について解説してきました。
最も重要なことは、Googleアカウントの2段階認証を設定することです。
そして、アカウントにログインしたPCを、他人と共有しないことです。
共有する必要がある場合は、必ずログアウトするようにしましょう。
専用ツール【1Password】でできることをチェック
・保存できるデータの種類が多い
・マスターパスワードでアクセス制御
・時限設定で自動ロック
・ブラウザに依存せず利用可能
Googleパスワードマネージャーは、正しく使えば安全なツールです。
ただ、管理するパスワードが多くて把握しきれなくなったと感じたら、専用ツールの利用を検討してみましょう。
特に金融系サービスのパスワード情報が多くなってきたら、移行しても良いタイミングです。
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